Regional SCRUM GATHERING® Tokyoは、スクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業、立場の異なる様々な人々が集まる学びの場です。講演やワークショップ、そして参加者同士の交流を通じて、世界最前線の情報から日本の現場での工夫まで多くの知見を得られます。
5回目の開催となる今回は、著名な認定スクラムトレーナーでもありLarge Scale Scrum(LeSS)の提唱者でもあるBas Vodde氏、『エッセンシャルスクラム』の著者 Kenneth S. Rubin氏の2名を基調講演に迎えます。前回参加者の7割以上の方が「大変すばらしい」と回答した日本最大級のスクラムカンファレンスに、ぜひご参加ください!
当社(ニッセイ情報テクノロジー株式会社)は、生命保険分野を中心として、様々な生保、銀行向けのシステムをウォーターフォールで開発してきました。
このような当社が、今回新規ソリューション開発において、初めてアジャイル開発にチャレンジしており、その中での具体的な取組み内容や、工夫したことをご紹介いたします。
通常のウォーターフォールプロジェクトでは、EVMによる進捗管理、メトリクスによる定量的な品質評価が当たり前の世界の中で、アジャイル開発ではどのように進捗の定量報告、品質担保、品質評価をしていったかなど、試行錯誤しながら取組んだ施策をご説明いたします。
【アジェンダ】
・導入/立上げプロセスとポイント
-WF前提の社内標準開発ルールからの逸脱の調整
-社内の管理部門との合意(リスク管理、品質生産管理部門)
-ファシリティ
-スクラムコーチの活用
・KPTによるプロセス、運営改善の具体的例と効果
-デイリーミーティングでの工夫
-ホワイトボードの活用方法
-チームメンバーの発信力の工夫
-楽しくわくわく進める工夫 など
・進捗管理
-プロジェクト全体の進捗定量管理
-スプリント内の進捗定量管理
・品質管理とテストツール
-品質評価方法
-品質を担保するためのテストツールの活用
・スクラムの効果と今後の展開